昨日、ある若いお客様の結婚式に招かれ、出席しました。
二人の人生航路への出帆のセレモニーに立ち会って、若い二人を祝福しながら、
同時にいつも私が思うこと
それは・・・・、
二人を育ててくださった方々、特に母親と父親の胸の内を、ついつい想像してしまうのです。
その子を育てた年月が走馬灯のように脳裏を駆け巡っているのではないでしょうか。
楽しいことだけでなく、苦しかったこともたくさんあったでしょう。
子育ての間には、夫婦としての様々な葛藤もあったかもしれません。
そして、自分たちが育てた子どもが、新たに家族を作り、小さな船で大海原へ出帆しようとするそのとき、その新しい夫婦と家族には、おそらくまたいろいろな試練が待っていることを知りながら、それでもその試練の先に他では代えがたい 「しあわせ」 がきっとあるはずだと、
信じて見送る母親と父親の複雑な姿と思い。
こんなことを思ってしまうということは、やっぱり私も年をとってしまったのでしょーか、ね。
さて昨日の披露宴では、「二人からみなさんへ」 のとても珍しい贈り物を体験(?)しました。
それは、新婦が創った 「世界でたった一つ」 の音楽入りの絵本。
新婦の、家族と新郎に寄せる 思いを、絵本という形にして、
その絵本にプロの作曲家と演奏者が 音楽を載せたもの。
その絵本が1ページごとに大きなスクリーンに映し出され、
二人のために創られた音楽が流れると、
ついつい私も感動して、涙がぽろぽろ出てきてしまいました。
新たな船出をした生まれたばかりの家族、
けれどその家族には自分たちのテーマ曲があって、
母港から出帆したときの思いが絵本として形に残る、
そしてその思いとテーマ曲を、母港にいる人たちに贈る、
・・・いいなー、・・・うらやましいなー、・・・と思いました。
ちなみに・・・、
絵もお話もまったく苦手な新婦が、想いを絵本という形にすることができたのは、
「創作絵本教室」 のサポートがあったからだそうです。
私も昨年の誕生日に、手創り絵本をプレゼントにいただきました。
(昨年このブログでもご紹介しましたね)