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2011年11月06日

スイミングの先生

中学時代の仲良し(男女合わせて10名程度)たちと
「久しぶりにまた、温泉で合宿(同窓会)でも・・・」
とメールでやり取りしていたら、
その中の一人の女性が

    ご無沙汰・・・してる間に次の職を見つけました。
    以前から年配になったらこんなのイイなーと思ってたんです。
    でもまだ、誰の賛同も得ていません。
    スイミングスクールのちびっ子クラスの先生でやんす。

そのメールで他の友人たちは大騒ぎ
大騒ぎの原因は、主として彼女の 「水着姿」 でした。
しかし、よくよく考えてみたら、
50を過ぎて、スイミングスクールの先生にチャレンジする彼女のパワーこそが、
     ス ゴ イ !
     ス ・ バ ・ ラ ・ シ ・ イ!

そういえば、若いときの彼女も、そんな内なるパワーの持ち主でした。

2011年10月17日

「仕事」が与えてくれるもの

先週、福岡県北九州労働者支援事務所という行政からの依頼で
「子育てママの人生設計」 についてお話をさせていただく機会がありました。

私個人的には、
少子高齢化だとか、これからの労働力不足だとか、そんなマクロ経済的な観点ではなく、
ごくごく素朴に思うのです。

    子育て中の女性も、是非ぜひ、社会に出て、仕事をしてほしい!

セミナーの中で使ったいくつかの資料の中の一つ、
私の大好きな
「13歳のハローワーク(村上龍著、幻冬舎)」 の「はじめに」 から

     仕事は、わたしたちに、生活のためのお金と、生きる上で必要な
     充実感を与えてくれます。お金と充実感、それはひょっとしたら、
     この世の中でもっとも大事なものかもしれません。

そうそう!
仕事は、「お金」 だけではなく
「生きる上で必要な充実感」 を与えてくれるんです!
私たちが活き活きできるのも、「仕事」 のおかげなんです!

2011年09月25日

「終活」

先週の京都でのFPフェア。
参加したセッションの一つ、本田桂子氏のお話は
自分と親の老後をテーマにしたもので、

     遺言書と「生前三点契約書」

     三点契約書・・・とは、    財産管理の委任契約書
                      任意後見契約書
                      尊厳死の宣言書

遺言書と合わせて4つの公正証書のお話だったのですが

今まであまり深入りせずにスルーしてきた分野だっただけに、勉強になりました。
そして思いました。

   「終活」 は、
   より良い、価値ある自分の人生と向き合うことにつながるはず

ただの「勉強」に終わらせず、
しっかりとみなさんにお伝えできるようにしなければ・・・

2011年09月11日

たかが「ライフプラン」、されど・・・

しっかり働いて、
真面目に生きていくこと、
そうすれば、お金は後からついてくる。

   ・・・そう思っているあなた、

わざわざ 「お金のことを考える」 のは苦手だし・・・。

   ・・・そう思っているあなた、

けれど悲しい哉、それが必ずしも
「人生を、安心して豊かに暮らすこと」 につながるわけではなさそうな・・・。

人生を安心して豊かに暮らすためには、
   ・しっかり働くこと
   ・真面目に生きること
それに加えてもう一つ、

   お金との付き合い方についてちょっとしたコツを身に付けること

おそらくそのコツが、

   「ライフプランという意識を持つこと」
                         ・・・最近の私はそう思うのです。

「ライフプラン」ってどんなもの?
「ライフプラン」ってどうやって創るの?

       (決して「マネー」「テクニック」「損得」というイメージとは違った)
       (有る意味、デジタルではなくアナログ感覚のものですが)

   若い頃、  明日は明日の風が吹く、で生きていた私が
          「計画」 「人生設計」 を小ばかにしていた私が、
   いま何故、ライフプランに深く関わるFPを仕事としているのか・・・?

   そ ・ れ ・ は ・・・・・

私自身が 「ライフプラン」 の不思議な力に魅了されたからです。

             (ちょっと恥ずかしいですが、白状してしまいました)

2011年09月04日

もう一度・・・?

ライフイベントに 「旅行」 はつきもの。

先日も、「ハネムーンと挙式をハワイで」 という若い会員さんに、
私のお気に入りの旅行代理店SEASONさんをご紹介して、
お客様と一緒に打合せをしました。

そんな時にいつも思うんです。

    もう一度行きたいなー、ハネムーン
                             (なーんちゃって)

2011年07月20日

夢の納期

先日、福岡の 「家計と暮らしと住まいの相談室」 に来られた若いご夫婦。

「今日のご相談(の内容)は?」

    結婚したばかりなので、
    これからの生活設計だとか、子育てとか、貯金とか、
    どんなことに気をつけるべきか、とか・・・

「若いのに、将来のことを真剣に考えていて、しっかりしてるんですね。」
「貯金して、どんなことにお金を使えればいいですか?」

    自分のお店を持ちたいのです。

「ほー、いつごろ?」

    5年後、くらいかなー。

「ご実家のおとーさんやおかーさんは、応援してくれますか?」

    はい、
    でも、そのお店とは別に、将来は実家に戻って、
    両親と一緒に住める家で、
    農業しながら、ぼちぼちお店もできたらいいなー、
    と思ってるんです。

「そりゃあまた、いいですねー」
「ところで、おとーさん、おいくつ?」

    60歳。

「それじゃあ、急がないと」
「おとーさん、おかーさんが元気な内に、できれば10年くらいのうちに、
実家にお店も作らないと、みんなで一緒にその生活を満喫できないですねー」

「奥さんと一緒に、二馬力で、
どんな工夫をして、どんなペースで頑張ったら実現できるのか、
私も応援しますよっ!」


ってなことでした。 ・・・が、
若い夫婦の夢が実現したら、私もそのお店に行きまーす。
10年後、鹿児島の田舎にできるそのお店、楽しみにしてまーす。

2011年03月22日

子の幸せと親の貯金

この何日間も、東北の大地震の被災者のことを思うと、
当たり前に暮らせて、当たり前に家族や同僚と話ができ仕事ができている、
私自身の恵まれた環境に、   感謝!感謝!感謝!  です。
20110322shiren.jpg
さて、今日初めてご相談に来られた方。
教育資金や年金、運用のこと、家計のこと、いろいろでしたが・・・、
例えば教育資金、子どもの学費、
           貯金から出すのが良いか、奨学金を利用するのが良いか、
           どう考えるべきでしょう?

     貯金(=親の負担)か? 奨学金(=子ども自身の負担)か?

     さて、みなさん、シンプルにこんな問いかけをされたら、どうお答えします?

我が家では、三人の子どもたちに、こう言ってきました。

     おとーさんとおかーさんにも、人生がある。
     幸せにならなくちゃいけない。
     だから、たとえ教育のためであっても、
     あなた(こども)たちに、
     糸目をつけずにお金を出すことはできませんっ。

    (これは多分に家族観や教育観の問題で、異論もたくさんあろうかと思います)

私は、親自身が幸せになること、活き活きできること、
それが子育てや教育にも最も大切なことだと思います。
だから、親の人生を削ることになってしまうほどの教育費負担であるのなら、
親がそのような負担をすることにはあまり賛成できません。

ですから・・・、
教育費をまるごと親が負担することが、
親自身の人生を削ることにつながるのかそうではないのか、
それを知っておくことがまず第一歩、と思うのです。

    それに・・・、

    子どもにかけるお金の量と、子どもの幸せとは・・・・・、
                         必ずしも比例しませんもんねー。

    難しいですねー。


2010年11月15日

100年計画

先月、埼玉まで行って参加してきたFPフェア(日本FP協会主催)。
米国のFP事情であるとか、FPさんのビジネスモデルとか
私にとっては数少ない、情報リニューアルの機会です。

今年はいつもより収穫の多いFPフェアでしたが、
ゲストスピーカーの一人、樋口恵子さん(東京家政大学名誉教授)のお話は、

        人生100年 女と男の人生設計

少し前までの日本人の寿命は80そこそこでしたが、
いまや日本人女性の平均寿命はもう少しで90歳にとどくほどになりました。
いや、「なってしまいました」
たぶん、これをお読みのみなさんがリタイアする頃には、
60代70代が、人生すごろくの「あがり」 では決してなく、
100歳前後まで「生存」 することが、
ごくごくフツーの世の中になってしまう、
ということだそうです。

      みなさん、どーします・・・?

20代30代のときに・・・、人生100年を前提に、
いきいき、わくわくのライフプランを、真剣に考え始めないと、
時間つぶしのための大変膨大な日々に、押しつぶされてしまうことにもなりかねません。

そして・・・、
人生100年を前提に、資金計画を立てておかないと、
リタイアした後まだまだゴールまで遠いときに、
「我が家の家計は大ピンチ」 ってなことになりかねません。

      今日は、

      転ばぬ先のライフプランとマネープラン  のお話でした。

2010年09月05日

節約したお金はどこに行く 2

世の中、節約ばやりですが・・・
   安くなったー、
   払わなくてよくなったー、
とただ喜んでいるだけでは、効果は半減してしまいます。

無駄を削るのは当然、としても、
そもそもお金を使うときに、
最初から「無駄」と思って使う方はいらっしゃらないと思います。

   要は、
   自分にとって価値あること、モノにお金を再配分してこそ、意味があるはず。
   そこで、
   自分にとって価値あること、をしっかり見極めておかないと、
   同じ価値あるものの中でも、
   優先順位の低いものに、ついつい節約したお金を投じてしまう。
   せっかく節約して産み出したお金が、いつの間にかまた「無駄」 になってしまう。
   ってなことになってしまいます。

今目の前にある価値あること、モノ、だけでなく、
将来のものや事柄にも眼を向けて、再配分するべきですよね。

そういう意味でも、「将来を考える」 ライフプランは大切! でっす (^^)Y

2010年07月17日

不思議なこと

人生のことについて考えよー
という動機でファイナンシャルプランナーの事務所を訪ねる方は、あまりいらっしゃらないと
思うのですが、
お金のことを 「それなりに」 真剣に考えると、
不思議なことに・・・、
         自分の人生についていろいろ考えることになってしまった
という方は結構多いです。

お金のことを 「ただ」 考えてもなかなか難しいようで、
「それなりに」 がミソなんですが、
   ( 「それなりに」 考えるためには、ファイナンシャルプランナーがお手伝いしますっ)

日本では、
「お金のことを考えるのは卑しい」 という価値観が蔓延していたときもあったようですが、
海の向こうの方々は、
「お金のことさえ真剣に考えられないヤツは、人生に対していい加減なヤツ」
と考えるらしい、
ってなことを誰かから聞いたことがありまして・・・、

動機はなんであれ、
「人生について真剣に考える」 きっかけに、私がお役に立てるのもまた、
                                ありがたいことです、ネー。

2010年06月06日

自分らしく輝いて生きる

一昨日 Life up college ウーヴルの主催する勉強会(Society)で、
ゆなさ塾代表浜田安代さんのお話を聞きました。

       この勉強会、別にFPのための勉強会ではないのですが、
       FPの重要なテーマである「ライフプラン」 に共通する内容が多くて、
       私自身、たくさんヒントをもらっています。

その日のタイトルは   「自分らしく輝いて生きる秘訣」

   (私なりの解釈では)キーワードは「EQ型人間」「江戸しぐさ」

   そして、「EQ型人間」 の中で一番印象に残ったことは、「頭がいいより、賢い人」

   「江戸しぐさ」 の中で一番印象に残ったことは、「江戸っ子の条件(4つ)」
   (人は仏の化身・肩書きを気にしない・時どろぼうをしない・遊びごころを持つ)
   そしてこの4つの条件の中では、「肩書きを気にしない」


私のその日の結論

      自分らしく輝いて生きる秘訣
      「EQ型人間+江戸しぐさ&品格=人間力」 を身につけること!

      やっぱり、「自分自身を磨くこと」 なんだー!

2010年05月08日

感動の「ミッション」

あるお客様がカルチャースクール(Life up college ウーヴル)を経営しているのですが、
そのカルチャースクールの最も魅力的な講座(だと私は感じているのですが)に、
「自己経営プログラム」 という講座があります。
   人は誰でも、「自分の人生」 の経営者。
   その、「人生」 という事業を成功させるために、
   あーよかったー、 いい人生だったー、 という人生にするために、
   とっても効果的な、   とっても活き活きする、        ・・・・そんな講座です。

今年初めに、別のあるお客様に、その講座を紹介しました。
受講したそのお客様が、自分の人生の「ミッション」 を作る過程で感じたことを、ご本人の了解を得て、みなさんにご紹介します。
(以下は、ご本人が指導講師宛てに送ったメールだそうです)

     連休になってしまいました。
     ミッションは、なかなかまとめきれず、焦って考えています。
     でも、ミラクルはあります。
     ついに5錠のむように言われていた精神科の薬が1錠になったこと、
     その1錠すら自分で包丁で切り、へして、のんでいるが何ともないこと。
     同じ時期に入院していた患者さんは再入院したひとが4人もいて
     入院してない人でも薬漬けでやっと生きていること。
     私が元気になり、職場復帰もできていることもミラクルです。
     同僚は、辞めていった人がものすごく多いです。
     うまくいかなかった上司とは、とてもいい感じで接しています。
     荒れた学校もなぜだか4月からは平和なんです。
     ○○先生に伝授していただいた、こどもを静かにする方法
     毎日実行してます。すごくいいですね。
     1年前の今頃、私は体調がひどく悪化してふらふらしていました。
     思い出すのも怖いくらいです。今元気ですが、つい、あの頃を
     思い出してしまいます。
     病気になってよかったんです。
     この講座を受ける気持になり、すんなりと受講できたのは
     病気したおかげ。落ちるところまで落ちたので あとは
     上がっていくのみ。どこまで上がっていくのか楽しみです
     ○×表は完ぺきにやっています。
     良い習慣が身に着くとはこういう事なのかと思います。

     < 私のミッション >
       私は花です。(太陽か月か風もよいので迷っています)
       なぜならば 天からこの命とからだを いただき 自然とともに
       生きようとしているからです。
       命の終わる日まで、すべてに感謝して生き 最後に からだは
       土にお返しします。
       私がいることで まわりの人々を幸せにすることができます。
       私は、いつも美しく咲く花でありたいと思います。
       小さいけれどパワーがあり、他を癒します。
       静かに揺れている野の花でありたいです。
       私が死んでも、贈り物を残して死ぬでしょう。
       みんなは私のことを
       わすれます。
       でも、わたしの生き方を
       おもいだしてくれるだけでよいです。

       そのために
       夫やこどもの話をどんなに忙しくても聴いてあげます。
       家族との食卓を大切にします。
       思い切りわらいます。
       人と比べません。
       自分に甘くしますが、その分、人にも優しくします。
       毎朝ご先祖様にかぞくの健康と幸運、を祈ります。
       手抜きもします。
       自宅でも大人かわいい服装で。
       捨てる努力と実行。

       腹6分目、よくかむ。
       早寝早起き、ストレッチをします。
       不安を捨てます。くよくよしない。
       息抜きや遊びを大切にします。
       悪口や自慢話はしません。

       早めの出勤で先手必勝。
       机上の整理整頓
       気持のよい挨拶。
       ありがとうございますを口癖に。
       人をほめます。
       わからない、できない、のときは年下の同僚に可愛くお願いする、
       あとでお菓子のプレゼントをする。
       よくはなし、笑う。
       提出物は慎重に確実に
       定時に帰ります。
       仕事はやり残してかえります。


私は、感動してしまいました。

2010年04月01日

ティッシュ配り

再び到来した就職氷河期。
「就職浪人」 は、さすがに人生で大きなハンディを背負うことになるかもしれません。

春、旅立ちの季節を迎えて、娘との正月の会話を思い出します。
(一瞬氷がゆるんだ2年前に、就職して東京に行った娘デス)

   娘 : 私、そこらへんの男の子たちよりずっとたくましいから、心配しなくていいよ。
       そう、ワタシ最近、ティッシュ配りやってみたいんだよね。

   父 : ティッシュ配り? 街角でティッシュ配ってる、あれ?
       意外と難しいと思うよ、アレ。

   娘 : うん、簡単じゃないはずだよ。
       でも、ちゃーんと工夫すれば、しっかり受け取ってくれると思うんだ。
       難しいから、工夫のしがいもあると思うんだ。

   父 : (そういえば、学生の時にはアルバイトで工場のラインにも入ったことがあるって
       言ってたな、この娘は・・・)

   娘 : 私、まだまだ、色々なことをやってみたいんだ。
       おとーさんみたいに、やりたい仕事をに出会うために、
       今、いろいろやってみたいんだ。

   父 : (おとーさんだって、「この道に進もう」 というFPに出会うことができたのは
       30代後半なんですけど、ぶつぶつ・・・)

   娘 : だからぼちぼち、天職しよーかなー、って考えてるんだ。

   父 : ( (≧◇≦)エーーー! せっかく就職できたのに、もったいない)
       ( なにも今みたいな厳しいときに転職しなくても、ぶつぶつ・・・)
       ( でも父も、若い頃転職を重ねてきたから、説得力ないし、むにゃむにゃ・・・)
       2年やそこらで辞められたら、会社は元が取れないなー。
       少なくとも、どんなに小さなことでもいいから、何かをやり遂げてからにしないと、
       転職しても成長しないと思うけど・・・。

   娘 : うん、私もそー思うんだ。 そしたらこの前、会社で表彰されたんだ。
       小さな仕事も任せてもらえるようになったんだ。

   娘 : それにおとーさん、私、言ってたでしょ。今の会社に就職するとき。
       この会社に、それも東京に、ずっといるつもりないから、って。


たくましいというか、向こう見ず、というか、
でも、やっぱり・・・・、
カエルの子はカエル、ということなんでしょーか、ね。

2010年03月14日

明日は明日の風が吹く

そーとーむかし、たぶん10年以上前、
何かのコマーシャルで、
格好のいい(しかも渋い)男性と、キレイな女性の、ちょっとしたやり取りの場面がありまして・・・、

     女性 : ねえあなた、昨夜はどうしてたの・・・?
     男性 : そんな昔のことは覚えてない・・・。

     女性 : ねえあなた、明日はどうするの・・・?
     男性 : そんな先のことはわからない・・・。

このコマーシャル、結構好きでした。

昔の私は、多分に刹那的で、(ひょっとしたら今もその気配が少しはあるかも)
しょっちゅう 「明日は明日の風が吹く」 なーんてほざいておりました。
そんな私が、今はファイナンシャルプランナーになって、
   「目標を明確に」
   「まずは計画してみましょう」
などと言っているのですから、何がどうなるのか、人生わかりませんねー。

しかも最近は、人生をお芝居に例えて、
   台本をもとに演じるのと、台本なしでアドリブで演じるのと、
   どちらが成功の可能性が高いと思いますか・・・?
   だから、とりあえずは、上手に演じることができるかどうかは別にして、
   台本を作ってみましょー!
なーんてことをお客様にお話しているのですから、・・・ホントにわかりません。

でも、刹那的(?)な私だったからこそ、
台本・シナリオを作ってみたときの 不思議な作用(効果・力)を、
                           人一倍感じるのかもしれません。

2010年01月03日

一年の計

あけまして、おめでとうございます。

今年の私はなぜかいつもと違って、
正月から 「一年の計」 に取り組んでいます。
「一年の計は元旦にあり」 という言葉がありますが、今まで実は、
一年の始まりに計画を立てるなんて、何だかとても当たり前で、
人と同じことをするのになんとなく抵抗を感じるオオカミとしては、
あえて 「やりたくなかった」 わけです。

   しかし今年は、
   王道に従って、
   極めて真剣に、
   「一年の計」 を立てねば! と、柄にもなく思っているのです。

人様の「おかげ」をたくさん感じて、
その「おかげ」で生活し、好きな仕事をさせてもらっていることに、
もっと真面目にお応えしなければ・・・、と、
ごくごく自然に思ってしまったのです。
         (そういう意味で、今までの私はとても不真面目だったんですね)

   今までを振り返り、
   これからのことを計画(見直し、修正)する。

しかし・・・、
いつも仕事で、「ライフプラン」 や 「事業計画」 について
お客様に 「モノ申している」 ファイナンシャルプランナーでありながら、
いざ自分のこととなると、とってもムズカシイ。

   心を解放して、
   物語の作者になったつもりで、
   物語の主人公はあなたたで、
   その主人公はぼちぼち優秀で、
   あなたのチームも、あの 「がんばれベアーズ」 みたいで、
   そして、登場人物を思う存分活躍させて・・・、
   ・・・ さあ、面白い物語を作ってみよう!
             ・・・お客様に対しては、いつもはこんな感じなんですが・・・

自分ひとりだとなかなか上手くいきません。
私にも誰か、「ファイナンシャルプランナー」 やってくれないかなー。

2009年10月11日

手間をかける

先週参加した、福岡での小さな勉強会。
多重債務に陥った人の支援をしながら、「人生」や「自分自身」、「ライフプラン」の大切さに気付いてもらう、そんな活動をしている、ちょっと変わったFPさんの発表でした。

そのFPさんが大切にしていることは、

     「 手間をかける 」

多重債務に陥ったとき、たいていの人は法律の専門家の手を借りて(=お金をかけて)、
債務を整理したり過払い金利を取り返したりしているそうなのですが、
そのFPさんはお客様(多重債務者)に、
   自分自身で 「訴状」 を作らせたり、
   「裁判所」 に何度も足を運ばせたり、
結局お客様自身に相当かつ多大な手間をかけさせて、
解決に導くお手伝いをしているらしいのです。

 私   : それって、お客様自身も大変だけど、
        あなた(FPさん)自身も滅茶苦茶大変でしょう?
        それでいったいいくらもらってるの?

FPさん : 弁護士法との兼ね合いもあって、私はほとんどお金をもらえません (苦笑)
        割の合わないビジネス、というよりほとんど社会貢献活動のようなものでして・・・。

でもそのFPさんは、こう続けたのです。

       時間をかけて大変な手間をかけることで、
       お客様たちはいろんなことに気付かれるようです。
       そしてそれは、その人たちにとって、
       手間をかけなければ気付くことのできなかったこと のようなのです。

       世の中、「お金で解決」ということが増えて、
       手間をかけずに済ませることが多くなってきました。
       そのおかげで、私たちが失くしているものも大きくなってしまったように思います。

       自分で手間をかけて問題を解決したお客様たちは、
       そこからが私にとっての、本当のお客様だと思います。
       じっくりと 「ライフプラン」 でお付き合いを続けます。


脱帽です。  恐れ入りました。  <(_ _)>

2009年06月01日

寅次郎のつぶやき

エムプランのお客様が経営する旅行代理店、(株)SEASONから定期的に配信されてくるメールニュース。
「旅」 をキーワードとしたエッセイのような感覚で、私のお気に入りの一つです。

最近配信されたその「SEASONメールニュースvol.74」 から

   【今日のひとこと】  

                     39作 「寅次郎物語」

   満男 : 人間は何のために生きてんのかな

   寅   : 難しいこと聞くな、お前は。
         ・・・何と言うかな、 「あー生まれてきてよかった」
         そう思うことが何べんかあるだろう。
         そのために生きてんじゃあねえか。

 \(^-^*)

2009年05月07日

結婚の条件

大型連休にどこへも遠出せず、
柄にもなく読書をしたり、ただぼんやりとテレビを見ている時間が多かったのですが・・・・

NHKで「"35歳"を救え あすの日本 未来からの提言」 という番組がありまして・・・・、
その番組の中で、
若い世代の「結婚しない(できない)現象」 について触れていた部分がありまして・・・・、

    結婚しない(できない)のは、
    安定した収入が得られない(だから所帯を維持できない)から、
              こうお答えになった方が一番多かったそうなのですが・・・・、

ここで私の思考回路が反応してしまいました。

右肩上がりで経済が成長した高度成長期と違って今のこのご時勢、
そして毎日のように報道されている雇用問題などからすると、
それはそれで理屈は通っているのですが・・・・

    けれど・・・・・
    けれど、それが本当に一番の理由なのかなあ〜?

    私は・・・、
       一人で生きていくのは、きっと寂しいに違いない(だからパートナーが欲しい)。
       二人で歩けば、きっと楽しいに違いない。

    ただただ単純に、そう考えていました。 そして、結婚しました。

子どもを産んで育てるとしたら、
「安定した収入が得られない」 ということは、もちろん大きな問題になるでしょう。
しかし、結婚ということだけを考えてみるならば、もっともっと、本質的な問題があるはずだと思えてならないのです。
「結婚しない症候群」を、今流行の「雇用問題」 とか「高齢化」 「低成長」 とかいう問題に
安易に結び付けているように、私は感じるのです。  ハイ、真面目にそう感じてしまうんです!

2009年04月18日

「資格」の価値

気が付いたら4月も半ば。
年度末から新年度にかけてばたばたしている内に、あっという間に桜も散ってしまいました。

   ある会員さんの息子さん(大学生)からのご相談。

   公認会計士の資格を取るために専門学校に通おうと思っていてるが、どうだろうか?
   簡単な資格ではないとわかってはいるが、自分は浪人して大学に入ったためため、
   まともな就職ができないのではないかと、とても不安。
   それで売りになる資格を取っておきたい。
   ・・・しかし会計士の数は今後増加傾向にあり、
   弁護士の資格が法科大学院の導入で資格自体の価値が下がったように、
   会計士の資格の価値も下がってしまうのではないかと懸念している。
   ダブルスクールには結構お金もかかり、親も難色を示している。
   意見を聞かせて欲しい。
                              みなさんはどう思いますか?

私はお答えしました。

〇大切なのは、あなたがどのような仕事をしてどのような生き方をしたいのか、
 それを明確にすること。それに必要な「自分創り」に全力投球すること。
〇あなたが会計士またはそれに類する仕事を本当にしたいのなら、会計士の資格は必須。
 将来「会計士」 がどんなに供給過多になっても、
 やりたい仕事ならその道を進んだ方がいいのでは。
〇「資格」は、あなたがあなたらしく生きるために活かされて、
 初めて本当の「価値」 となるはず。
 取得する「資格」 に振り回されて就職できたとしても、
 「自分がどのような仕事をして、どのように生きて行きたいのか」をはっきりさせていなければ、
 結果的にはかえって遠回りになる。
〇別の言い方をするならば、
 「就職に成功して人生に失敗する」 ことにならないように。

そして、村上龍の「13歳のハローワーク」 という本の前書きにある次の一節を加えました。

   わたしは、この世の中には2種類の人間・大人しかいないと思います。
   それは、「偉い人と普通の人」 ではないし、
   「金持ちと貧乏人」 でもなく、
   「悪い人と良い人」 でもなくて、
   「利口な人とバカな人」 でもありません。
   2種類の人間・大人とは、
   自分の好きな仕事、自分に向いている仕事で生活の糧を得ている人と、
   そうではない人のことです。

資格や稼ぎと、その人の「活き活き」 や輝きとは、決して比例しない、だから・・・、
人生って、面白いんですよね〜。

2009年01月05日

事業計画

年末から年始にかけて、自分の会社の事業計画と格闘していました。

「事業計画」 とは言っても、私の専門分野である 「ファイナンシャルプラン」 や 「ライフプラン」 と
考え方はほとんど同じ。
そもそも、私たちの人生も 「事業」 ですから、ね。  (意識してない方も多いと思いますが)

   将来の様々な目標を実現するために・・・、
   今年はいくら貯金しよう
   必要な勉強をして、家族とこんな過ごし方をしよう。
       そのためのハードルは、何と何、
       そしてそのハードルを越えるためにはこんな工夫をして・・・

   目標を明確にして、・・・分析して、・・・工夫して、

   事業計画も一緒ですね。
   事業の目的を達成するために、
   今年は利益をどれくらい出さなければ・・・、
       そのためにはこんな工夫をして、
       会社と社員の 「品質」 を向上して
       そこに待ち受けるハードルはどんなものか、
       ハードルを乗り越える工夫はどうしたらよいか・・・

本来の専門分野と同じ、とは言っても、やはり自分自身のこととなると、難しいですね〜。
その点、ウチのお客様方は優秀です。
ライフプランも事業計画も、私が少しお手伝いをするだけで、
しっかり組み立てて、実行するんですから。

   私の会社の事業計画も、だれか手伝って〜、  少しでいいから・・・。

2008年11月16日

壁にぶつかったとき

最近の事例から・・・

その1.ある事業主の方いわく
    志を同じくして仲間と始めた事業で、売上を上げるためにがむしゃらに頑張ってきた。
    新しいお客様や商品も開発した。
    けれど、売上も伸びてきた今・・・、
    同じはずだと思い込んでいた仲間の志に大きなずれがあったことが表面化して、
    会社の根幹が揺らぎ始めた。
       売上を上げることよりも、
       事業のビジョン、理念やベクトルを明確にし、一つにすることが
       どれだけ大切なことなのか、やっとわかった。

その2.ある別の事業主の方いわく
    それまでの人生で芽生えてきた思いが大きくなり、
    それを形にするために事業を始めようと考えた。胸が躍りわくわくした。
    ところが・・・、
    いざ事業として行動に取り掛かった瞬間、
       足がすくみ、がたがたと震えがとまらなかった。
    大変なことを始めてしまった。
    自分ひとりの頭や心の中のイメージであったときとは違い、
    これからは多くの人と否応なく関わりあって、
    お客様となるべき人たちや支えてくれる人たちに対して
       大きな役割と責任を背負ったことを、実感した瞬間だった。

お客様からこんなお話を聞くとき、私はたいてい心の中でつぶやくのです。

    「ヨカッタヨカッタ。順調じゅんちょう」 ( ^_^ )v

お客様は「コマッタコマッタ」と言っているのに、私がニコニコしているもんですから、
お客様は一瞬戸惑われます。
そんな時、ご紹介する言葉です。

    カベにぶつかるのは、それだけ前にすすんだから

    恐くて足がすくむのは、それだけ高く登ったから

    すべてはあかし。  成長したあかし。

数年前、名古屋の親しいファイナンシャルプランナーから紹介してもらった言葉です。
「蒲郡競艇」 のつり革広告の中にあった一節だそうですが、
みなさん、この言葉って、結構スグレモノだと思いませんか?

2008年08月24日

「一本」の金メダル

北京オリンピックも今日が最終日らしいですね。
私のお気に入りの金メダルは、女子柔道の谷本選手の金メダル

「一本」 にこだわった柔道で、
そして決勝の相手となったフランスの選手も 「一本」 にこだわる、
見ていてとってもすっきりとする、気持のよい試合だったからです。

   勝つことは 目標
   けれど、勝つこと以前に、
   柔道らしい柔道をすることが二人の 目的 だったのではないでしょうか。
   そんな二人がぶつかる、そこから生まれた金メダル。
   「らしさ」 や 「在り方」 を大切にする二人を感じました。

   失敗しない(敗けない)試合運びよりも、
   自分にとっての成功(一本で勝つ)を目指す、
   たとえ負けても悔いはないでしょう。


失敗しないことを目指すのと、
成功のためには失敗も受け容れる、のと、
人生にも色々ありますよね。

同じく柔道で(ただし男子)、
「勝てれば、どんな形でもいい」 と言っていた選手の金メダル。
それはそれで価値のあるものなんでしょうが、
そちらの金メダルは・・・・、私にはどうしても好きにはなれませんでした。

2008年08月05日

限界

北京オリンピックまであとわずかだから、というわけではないのですが・・・。

事務所の朝礼でいつも使う小冊子に、
長野オリンピック・スピードスケートの銅メダリスト、岡崎朋美選手の言葉が載っていました。
                 (岡崎選手は日本スケート界では現役最年長だそうです)


     「限界というのは、その人があきらめた地点を指す言葉だと思います」


含蓄のある言葉ですね〜。

   人生そのもの
   すべて、・・・「自分」 が決める、・・・「自分」 次第

・・・なんですよね。

2008年07月25日

ありがとうございました

古くからのお客様がお亡くなりになりました。

私がファイナンシャルプランナーになるよりもずっと前、
職を転々とした挙句に保険業界に入ったとき、その方は、妻の当時の職場の先輩で、
職を転々とする夫を持つ私の妻を気遣って、
    「あなたのご主人、だいじょうぶ〜?」
    「私の自動車保険、お願いしよっ」
以来、
    「今度のボーナス、使う予定ないから・・・」
    「簡易保険が満期になったから・・・」
と言っては、その頃の私の成績を気にしてくれました。

    何の信用もない、いや全く信用のない当時の私を、
    その方の後輩である私の妻の小さな信用だけで、
    無条件で受け容れ、応援し続けてくださいました。

定年まで、あと一年でした。
闘病中だったこの春、その方の夫の退職金や保険の満期金などの相談で呼ばれ、
プランを依頼されたばかりでした。

    「これからは、自分のために、使う計画をしっかり立てましょう」

と私はお答えしていたのですが、
今から思うと、私が呼ばれた本当の理由は、

    ご自分の命を予期して、
    家族のために身の回りの整理をしようとしていらっしゃった

そう思えてしまうのです。

これから恩返ししなきゃ、と思っていましたが、ぐずぐずしていた私でした。
その方の命に間に合いませんでした。

せめて、のこったご家族に、精一杯のお役立ちをしたいと思っています。

2008年07月07日

おかしな人が増えた・・・?

独身のお客様二人が、勉強会の始まりを待っている間におしゃべりしていました。
              (二人の歳は二十才以上離れていますが、ともに魅力的な女性です)

  T美さん 「Y子さんは結婚しないの?」
  Y子さん 「してもいいけど、今のままでもいいし・・・」
  T美さん 「結婚した方がいいと思うよ。人生に別の価値が生まれるはず」
  Y子さん 「なかなかいい人いないし」 「それに、最近変な(男の)人多いし・・・」
  T美さん 「そう言われればそうねえ」
  Y子さん 「暴力だとか殺人だとか・・・おかしな(男の)人多いでしょ〜」
  T美さん 「怖いよねえ」 「でも・・・、それでも、結婚した方が絶対にいいって!」
  Y子さん 「アッシー君には困ってないんだけど、でも、なかなか難しいな〜」

男性の一員である私は、すこーし小さくなって会話を聞いていましたが、
人との付き合い方(交わり方)を知らない(男の)人が増えたんでしょーね・・・(ブツブツ)
最近の若い男性は、仕事を離れると結構孤立しているのでは・・・(ブツブツ)
その点女性は、仕事とは別の社会をちゃんと持っている人が相対的に多いような・・・(ブツブツ)

  そういえば昔は・・・、
  他人とそれなりに付き合っていなければ楽しみも少なかったようにも思えます。
  あまりよい例ではないですが、
  麻雀知らない人口はとっても増えたし、
  お酒の飲み方も(そこでの話の内容も)変わりましたよね。
  インターネットやゲームのせいでしょうか?

私に、もしも家庭という社会がなかったら、
私も、仕事の世界しか知らない、おかしな人間になっていたんでしょーか。
(今でも十分にオカシイ、なんて言わないでね〜) (^^;)ゞ

2008年06月10日

人生の執行猶予期間

娘ネタが続きますが・・・
昨年の今ごろ、就職活動終盤の長女と半日デートをしたことがありまして・・・
そしていつの間にか、「やりたい仕事 」 についての話になりまして・・・

「 これといって、特に今はわからないんだけど 」

    ・・・ そういえば、娘が入社試験や面接を受けていた会社は
       アレやコレや、種々雑多、見境が無いというか、節操が無いというか ・・・

「 でも、この会社に就職しようかなー、っていうところはあるんだ〜 」

娘の話によれば・・・、

    私、どの会社の面接でも、
    卒業までに何かしておくべきことはありますか?
    って、尋ねることにしてるんだ
    だいたいは、
    「 資格を取りなさい 」 とか 「 仕事に結びつく勉強をしなさい 」 って言われるんだけど

    その会社のエライヒトは
    「学生の時にしかできないことを精一杯してください 」、 って言ったんだ。

    だから私、その会社が好きになったんだ〜  (^−^)v

な〜るほど〜
・・・そのエライヒトと娘の、考え方と感じ方に、私はわけもなく嬉しくなり、

「とーさんも、その会社がいいと思う!」

・・・とは言っても、
  私は未だに、長女が就職した会社の名前も仕事の内容もよく知らないのですが・・・
    <( _ _ )>

2008年04月05日

家族の旅立ち

春ですね〜
小倉も桜が満開で、今日あたりは花見もピークでしょうか。
春の 「ぼんやり感」 はなんとなく性に合わないのですが、
桜色の街並みはやはり素敵ですね〜。

今年の春は、我が家は旅立ちラッシュ。
   関西で学生生活を楽しんでいた長女は、就職して関東へ。
   大学2年生になる二女は、この春から福岡で一人暮らしを始めます。
   末っ子の長男は、おかげさまで志望する高校になんとか進学できて、
                              ピッカピッカの(高校)一年生。

中3になってもあまり勉強しない長男を、内心ハラハラして眺めながら、
かと言って 「勉強しろっ!」 なんて言いたくないものですから、
苦し紛れに
 「どーせあなたの人生なんだから、勉強しなくてもぜーんぜん構いませんよー」
 「どんな人生にしたいのかは、あなたの勝手。でも、あとで親を頼ったりしないでね」
                               (頼りたいのはこっちの方なんだから・・・)
などと一方的に言っておりましたが、彼の耳には聞こえていたんですかね〜?

さてさて、親の方も自分自身の 「より価値ある人生」 のために、
ぼちぼち 「新たな旅立ち」 といきたいところデス、ねー。

2008年03月30日

長崎の会員さん

先週、長崎にお住まいの会員さんにお会いしてきました。
  
  マイホームのための土地を見つけたから、一緒に見て欲しい、
  そして、購入してもよいだろうか、

とのご相談をいただいていたのです。

ご夫婦ともに仕事に情熱を持ち、いつお会いしても活き活きしている会員さん。
家族で年に一回、南の島でゆ〜ったり過ごすことが楽しみで、他にはほとんどお金を使わない、
とてもメリハリの利いた会員さんです。

7年前に、貯蓄や運用のことでご相談においでになったのが最初でしたが、
その時には、
   夫婦の働き方や家族の在り方などを真剣に考えるきっかけになった
とおっしゃってくださっていました。
その後転勤もありましたが、こだわりのマイホームが一つの目標にもなったようです。

   こだわりは・・・、  見晴らしと、くつろげるお風呂   ( いいな〜 )

シミュレーションを見てもらいながら
  私     「安心して買っていいですよ」
 会員さん  「ホントですかぁ〜」 「うれし〜い」 \(^O^)/

ってなところまではよかったのですが・・・、
   贅沢なお昼ごはんを、
   なんと、お客様にご馳走になってしまいました。
   ( お客様は私ではなくてあなたなんだけどー )  <(_ _)>

   ( 私はいつも、こんな風にしてお客様から「元気」をもらっているのです、ハイ )

2008年01月21日

最近の 「わくわく」

お客様の ライフプラン を一緒に考える、そういう意味でのファイナンシャルプランナーが
単独で事務所を開くのではなくて、
その隣に旅行代理店、というより 「トラベルアドバイザー」 の事務所があって、
その隣には マイホーム のための アドバイザーやコーディネーター の事務所があって
趣味やカルチャー のスペースもあって
くつろげる カフェ or レストラン もあって
流れる 音楽 とそこにある お花 が何気なく癒しをかもし出している、
そんな空間をコンパクトな形で、一つの 「複合施設」 として作ることができたら・・・。

   お客様の人生に彩を添える、
   お客様の人生を、よりお客様らしくするためのヒントがそこに行けばあるような、
   あるいは、お客様がこれからの人生に 「わくわく感」 を感じることができるような、

   そんな場所ができたら・・・。


今年初めから、そんな妄想といいますか 「夢」 が頭の中を占領していまして、
その妄想やら 「夢」 やらを実現するにはどんなハードルがあって、
そのハードルはどのようにしたら乗り越えられるだろう・・・、
などと、実はとってもわくわくしながら考えておりまして・・・、

要は、何を言いたいかと申しますと、
ブログがとーってもお久しぶりになってしまった、その原因を・・・ というか、

   そうなんですっ、ただの言い訳なのでした。

2008年01月08日

FPさんのお仕事

先日のFMラジオのつづき・・・、とは言っても、番組直前の打合せでのこと。

番組スポンサーの(株)SEASONのラジオ担当役員クマゴローさんは、教師生活40年という経歴とは別に、アラスカやオーロラの専門家。
なんでも、教師退職時にはカナダ在住のファイナンシャルプランナーにプランを立ててもらったそうで、それによると、
   退職金を運用しながら、そのお金を25年でお金を使い切ってしまうプラン
なんだそうです。

クマゴローさんいわく
   日本でFPさんといえば、
   お金を殖やす、守る、管理する、
   その延長線上にはホリエモンというイメージがするのだけれど、
   カナダのそのFPさんのコンセプトは、
   お金を 「いかに使うか」
   だったんですよね〜。

どうかん、同感。 ・・・ いやいやホントにそうなんです。
   
   自分らしく生きていくために、いかにお金を使うか = いかに生きるか、
   それに必要なお金を、いかに準備するか、

なんですよね〜。

ところが辞書にはこんなふうに書いてありました。
   <ファイナンシャルプランナー>
   個人の資産運用や生活設計に基づく資金計画などの指導・助言を行なう専門家
   〜三省堂 「デイリー新語辞典」 より〜 (インターネットサイト 「goo」 で調べました)

これを見て私は思いました。

おぃおぃ、大事な文章が抜けてるじゃねーの。
ファイナンシャルプランニングの教科書の、それも第1ページには、
   「お客様個々人の人生の目標を実現するために・・・云々・・・」
   「お客様の人生の 「目標」 を一緒に考えることから始まる、・・・云々・・・」
       (お客様の人生の 「目標」 = お客様の 「幸せのイメージ」 っていうふうに
        私は解釈しているんですが)

私も常々感じていたのです。
   大事な 「何のために」 が抜け落ちたFPさんが、私の周りにもたくさんいるなー、って。
   お金の 「テクニック」 にばかり目が行って、
   お客様の 「ライフプラン」 は 「一般論」 で済ませてしまっている、
   そんなFPさんが多いよなー、って。

おっと、ガチガチに堅いお話になってしまったような・・・、
今日はこれくらいにしときましょーか、ね。

2008年01月05日

ラジオで仕事始め

事務所はまだお休みなんですが、昨日
お客様の (株)SEASON がスポンサーになっているFMラジオの番組
「Mr.クマゴローの地球自然塾」 で、ゲストとしておしゃべりしてきました。
「人生をプランする」「旅をプランする」 ことの価値や素晴らしさについてのお話になりました。

   プランする過程で、自分が本当に得たいものが徐々に明確になってくる
   プランすることで、同じお金でも2倍3倍に活かすことができる
           (それは経済的な 「量」 「選択」 という意味だけではなくて、
            気持ちの 「質」 「充足感」 という意味も含めて)


私の法人のお客様の一つ、(株)SEASON という会社は、ただ旅行を提供するのではなく、

   一人ひとりのお客様が
   どのような旅行を求めているのか
   旅行で何を感じたいのか

そんなことを丁寧に一緒に考えてくれる、
今はまだ小さいけれど、私も大好きな旅行代理店(アドバイザー)です。


ただ、ラジオ (FMキタキュー78.5MHz) のパーソナリティーは、さすがプロ
素人であるゲスト(=私)の気持ちをうまーく引き出してくれるもんですから、
・・・ 私もついついしゃべりすぎて ・・・ へ(^0^)へ
   しゃべってる最中に私も、
   (まずい、自分ばかりが調子に乗ってしゃべってる)
   と気付いたのですが・・・、時すでに遅し・・・

最後にそのパーソナリティーの方が私の話を引き取って番組を終了したときには...
ナント...! 5分以上も時間をオーバーしているではありませんか!
   (アイタッ、(>_<)やっちゃった、どーしよ〜)
   (私ってしゃべりすぎるんだよねー)
   (ごめんなさい、スミマセ〜ン)   <(_ _)>

リスナーの方々、申し訳ありませんでした。
そして、FMのスタッフの方々、私を呼んでくださった(株)SEASONさん、
私がお調子者でした。お詫びします。 <(_ _)>

2007年12月14日

人生のリスク

「リスクとリターン(収益)はトレードオフ(比例する)」

これは、マネーの世界で仕事をする人間にとってはイロハ以前の常識。
求めようとするもの(リターン)が大きければ大きいほど、
リスク(不確実性、あるいは 「ぶれ」 )も大きくなるわけですが、
これはなにも 「マネー」 の世界に限ったことではありませんよねー。

    これってたぶん、 「人生」 においても同じ・・・、かな (?)
    だって、よく言うでしょ。
    「失敗しないこと」 と 「成功すること」 とは違う、って。
    「失敗しないこと」 「無難なこと」 と 「成功すること」 「幸せになること」 とは、
    決してイコールではないんですよね。

わかってるつもりなんですが・・・、
やはり自分の人生となると、いくら 「幸せになるためには」 と思っていても、
「失敗するかもしれない」 「難題に出くわすかもしれない」 リスクがちらついて・・・、
                                       困りますねー   ( ̄〜 ̄;)

・・・いやいや、先月あたりから、
私自身が自分の人生の課題に正面から取り組んでおりまして、気が付いてみると、心の中で
「・・・人生も同じ・・・、リスクとリターンはトレードオフ ・・・ なんだから ・・・ 」
なーんてことを、ぶつぶつつぶやいている自分がいたのでした。(^^;)ゞ

    スミマセン、 <(_ _)>  しょーもないお話でした。

2007年12月02日

今年の掘り出し物

ある会員さん(お客様)の息子さんが就職活動で悩んでいる、というお話を聞いたときに 「ある冊子」 のことを思い出し、参考にでもなればと思ってその内容をお伝えしました。

その 「ある冊子」 とは、私の長女が今年の夏、就職活動の最中にもらってきた 「モノ」 で、
株式会社ジェイエイシージャパン という“転職支援”の会社の
「社会に出る君たちへ25通の手紙」 という小冊子です。

25通の手紙のタイトルのうちいくつかをご紹介すると・・・・、
   2.自己実現のためだけに働くのか
   4.自分の知らない世界、やったことの無い世界へ旅立つこと
   5.今やりたいことが見つからなくてもいいじゃないか
   8.やりがいが見つかるまでには時間がかかる
   9.成長は後から感じるもの
  16.会社の品格
  19.子供と大人の違い

本当はその内容まで全てをご紹介し、ついでに私がそれぞれについて感じたこともご紹介したいのですが、ブログの中ではちょっと難しいですね。

この 「25通の手紙」 は、今年の私の数少ない掘り出し物のひとつ。  (長女に感謝!)


この冊子に出会う前、娘(長女)も 「25通の手紙」 の一通と同じようなことを言っていました。
  「好きな仕事・・・? それはわからない」
  「アルバイトでも何でも、とにかく社会に出てみて、色々探すことだと思う」
  「私だって、これから就職する会社の仕事がホントに好きなのかなんて、
   後になってみないとわからないはず」
  「けれど、大学生の間にいくつかバイトもしてみた。だから、ほんのちょっとだけ、
   ヒントをもらってるような気がする」

そう言えば、若いころに職を転々とした私も、転職の度に人生のヒントをもらい続けてきました。
学生のときのアルバイトを 「ただお金のため」 としてだけではなく、
「自分の人生のためのヒント」 として受けとめていた娘に
その時、なんとなくホッとしました。

2007年11月24日

カルロス・ゴーンさん

昨日、北九州市立大学で開催された
「日産 カルロス・ゴーンCEOを招いてのパネルディスカッション」
に参加して、お話を聴いてきました。
ちょうど今、私の事務所の会員さんたちとの月2回の早朝勉強会で使っている資料が、朝日新聞土曜版「be」に連載中の「ゴーン道場」ということもあって、グッドタイミング、でした。

特に印象的だったこと・・・。

    (最近の日産のペースダウンについて)
    人生は、常に同じコース・同じ景色ではない、アップダウンがあって当然。
    企業経営も同じ、
    コースごとにシフトチェンジが必要で、それには多少の時間も必要だ

    (企業文化・マネージメントについて)
    やはり人生と一緒で、「問題」は常に起こること。それが当然。
    要は、「問題」を回避するのではなく、その都度すみやかに「解決」すること。

    (最後に、参加していた多くの学生たちへのメッセージ)
    社会という大海原を恐れるなかれ。
    人生は、君たちに予想以上のチャンスを与えてくれるものだ。

お客様のライフプランに伴走することを業としているファイナンシャルプランナーの私にとって、
たびたび 「人生」 を例に出しながら 「経営」 について語ってくださる ゴーンCEO に、
とっても親しみを感じました。
そしてまた、
企業の経営を人生と同じものとして捉える、
そのスタンスに、大いに共感したのでした・・・、ハイ。

     (たった一時間で、どうやら私は「日産のゴーン」ファンになってしまったかも)
      ・ ・ ・ ・ ・ 今度クルマを買い替えるときは、日産車にしようかしらん (^^;)ゞ

2007年09月25日

一つだけの思い出

みなさんが死んだとき、
天国へ通じる関所の係員からこんなことを言われるとしたら・・・・。

  生きていたときの「楽しい」「うれしい」思い出の中から一つだけ選びなさい。
  その思い出だけを持って、天国に行きなさい。
  選べなければ、ここから先へは行けません。


さて、私が選ぶたった一つの思い出を
今まで生きてきた人生の中から選ぶとしたら....

  家族と味わったあの思い出かな、
  いや仕事を通じて感動したこの思い出かな、
  いやいや・・・、う〜〜ん・・・、

一つしか持っていけないところが結構悩ましいですね。

でも、これからの人生で、
できればもっと素晴らしい「思い出」となるような出来事を創りたい、
だって、
これから創るべき・為すべき「こと」のために、
ここまで私は「わくわく、はらはら、どきどき」あるいは「悶々と」しながら五十年間、一所懸命生きてきたはずですもん。
今までの出来事も思いでも、すべてはこれからの私の人生のためにあったこと。。。。


「ワンダフルライフ」という映画を観ていて思ったことでした。