ティッシュ配り
再び到来した就職氷河期。
「就職浪人」 は、さすがに人生で大きなハンディを背負うことになるかもしれません。
春、旅立ちの季節を迎えて、娘との正月の会話を思い出します。
(一瞬氷がゆるんだ2年前に、就職して東京に行った娘デス)
娘 : 私、そこらへんの男の子たちよりずっとたくましいから、心配しなくていいよ。
そう、ワタシ最近、ティッシュ配りやってみたいんだよね。
父 : ティッシュ配り? 街角でティッシュ配ってる、あれ?
意外と難しいと思うよ、アレ。
娘 : うん、簡単じゃないはずだよ。
でも、ちゃーんと工夫すれば、しっかり受け取ってくれると思うんだ。
難しいから、工夫のしがいもあると思うんだ。
父 : (そういえば、学生の時にはアルバイトで工場のラインにも入ったことがあるって
言ってたな、この娘は・・・)
娘 : 私、まだまだ、色々なことをやってみたいんだ。
おとーさんみたいに、やりたい仕事をに出会うために、
今、いろいろやってみたいんだ。
父 : (おとーさんだって、「この道に進もう」 というFPに出会うことができたのは
30代後半なんですけど、ぶつぶつ・・・)
娘 : だからぼちぼち、天職しよーかなー、って考えてるんだ。
父 : ( (≧◇≦)エーーー! せっかく就職できたのに、もったいない)
( なにも今みたいな厳しいときに転職しなくても、ぶつぶつ・・・)
( でも父も、若い頃転職を重ねてきたから、説得力ないし、むにゃむにゃ・・・)
2年やそこらで辞められたら、会社は元が取れないなー。
少なくとも、どんなに小さなことでもいいから、何かをやり遂げてからにしないと、
転職しても成長しないと思うけど・・・。
娘 : うん、私もそー思うんだ。 そしたらこの前、会社で表彰されたんだ。
小さな仕事も任せてもらえるようになったんだ。
娘 : それにおとーさん、私、言ってたでしょ。今の会社に就職するとき。
この会社に、それも東京に、ずっといるつもりないから、って。
たくましいというか、向こう見ず、というか、
でも、やっぱり・・・・、
カエルの子はカエル、ということなんでしょーか、ね。