タバコの代用品
先日の中学時代の友人たちとの温泉同窓会。
高速道路のパーキングでタバコ休憩をしていたところ、
たばこをやめた友人(大病をきっかけにずっと前からタバコをやめていた)が近づいてきて、
ポケットからタバコを取り出して・・・・、ライターでシュパッと火をつけて、
煙をぷかぷか〜〜〜
私 : 「(・ ・)?」
彼 : 「これ、タバコじゃないもんねー」
見ると、確かにその箱には「第?類医薬品」 という表示。 ・・・さらに、
[効能・効果] せき・たん
[用法・用量] 先端に点火し煙を吸引する。1回1又は2本、1日10本まで。
という記載まであります。
彼いわく 「これはタバコじゃないから、タバコ税もかかっていない」
「増税になっても影響なし」
味はお粗末で、本物のタバコとは比較すらできませんが、一箱600円とか1,000円とかいう最近のタバコ増税論が渦巻く中にあって、さすがに私には気になる存在です。
そう思っていたら今度は、女友達(開業医の妻)が、
「そんなもの使わなくても、今は薬で、一日でやめられるわよ〜」
「ウチの夫が処方箋書いてあげるわよ〜」 \( ^o^ )/
「とても優れものの薬らしくて、ニコチンを受け付けなくなるだけじゃなくて、
人が吸ってるタバコの臭いさえ嫌になるらしいわよ〜」
薬があることを知ってはいましたが、
今まではその薬のお世話になる気持ちにはなれませんでした。
なぜって、
私のデスクワークからタバコの習慣(タバコに火をつけ、煙をプカプカする習慣)を取り上げると、
思考回路が停止して、ストレスばかりで仕事にならなくなる、
と思っていたからです。
ニコチンは薬で拒否できても、その行動習慣をスムーズに停止させるだけの自信はありません。
しかし・・・、
薬に加えて、この「タバコの代用品」があれば、ムムムム・・・ ( ̄〜 ̄;)??
ひょっとして私みたいな意志の弱い人間でも禁煙できるかもっ。
でもすぐに考え直しました。
薬を服用すると、何人かの愛煙家のお客様に(体質的に)近寄れなくなるかも、ですから。
とは言っても、この代用品、何だか、因果な商売ですね〜。
愛煙家がいて、初めて成り立つ商売ですもんね〜。
タバコをやめる手助けになりながら、
まずはタバコを吸う人がいることが前提で・・・、
その上で、その人たちが「タバコやめよう!」 と思ってくれなくてはならないのですから。