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2007年11月28日

健康診断

数年ぶりに、健康診断を受けました。
タバコもお酒も、好き放題やっていますので、
「きっとガンが見つかる」 「肝臓がやられてるに違いない」 と、家族から散々脅されていましたが、
意外や意外、なんと百点満点に近い健康体でした。

エコーの検査をしてもらっていたときに、
スタッフの方 「コレ、肝臓ですよ、わかります?」
         「こうやって見る限りは、キレイですよー」
   私     「毎日、お酒を結構飲むし、休肝日もずっと取っていないし、
          心配してたんですが・・・」
スタッフの方 「体質もありますからねー、とにかくキレイですよ〜」
そう言われたときに、ふと思いました。
   そっかー、この「健康」は自分の日常の素行の結果ではなくて、
   ひとえに両親が私に与えてくれたモノ(身体、体質)のおかげなんだー
   子どもだった私に、常日頃から食事に気を使ってくれていたおかげなんだー

今まで
「病気をしないのは、規則正しく毎晩ビールを飲むから」 とか
「ビールが好きでもオナカが出てこないのは、タバコをすぱすぱ吸うおかげ」 とか
なんだか訳のわからないへ理屈をこねていましたが、
   わたしは恩知らずの大バカ者でした。
   神様、お父さん、お母さん、本当にありがとうございました。 <(_ _)>

私にとっては、そんな大切なことを気付かせてくれた、価値ある健康診断でしたが、
それにしても、今どきの病院は、すみに置けませんねー。
「顧客満足」 に相当気を遣い、そしてそれがイタについてました。
挨拶だけでなく、スタッフの方々が何気なく話しかけてくれたり、
他にも色々と 「お客様をおもてなしする」 雰囲気をたっぷり感じました。

ただ一点、
胃カメラを飲む前に、のどの感覚を麻痺させる、あのイヤーな液体を口に含んでいるときに、
スタッフの方 「みたにさん、何か雑誌に出てましたねー?」
   私     「イワ、ァエエァインエウエォゥ」(今、しゃべれないんですけど)
スタッフの方 「えっ、何ていう雑誌でしたっけ?」
   私     「アゥアンイィ」(アヴァンティ)
スタッフの方 「あっそうだったですねー、Avantiに出てましたよね」
         「おっとごめんなさい、しゃべれないんだったですね」
   私     ( ・・・・・  Y(ToT)Y )
・・・ってなことも、ありました。が、ご愛嬌、ですよね。

2007年11月24日

カルロス・ゴーンさん

昨日、北九州市立大学で開催された
「日産 カルロス・ゴーンCEOを招いてのパネルディスカッション」
に参加して、お話を聴いてきました。
ちょうど今、私の事務所の会員さんたちとの月2回の早朝勉強会で使っている資料が、朝日新聞土曜版「be」に連載中の「ゴーン道場」ということもあって、グッドタイミング、でした。

特に印象的だったこと・・・。

    (最近の日産のペースダウンについて)
    人生は、常に同じコース・同じ景色ではない、アップダウンがあって当然。
    企業経営も同じ、
    コースごとにシフトチェンジが必要で、それには多少の時間も必要だ

    (企業文化・マネージメントについて)
    やはり人生と一緒で、「問題」は常に起こること。それが当然。
    要は、「問題」を回避するのではなく、その都度すみやかに「解決」すること。

    (最後に、参加していた多くの学生たちへのメッセージ)
    社会という大海原を恐れるなかれ。
    人生は、君たちに予想以上のチャンスを与えてくれるものだ。

お客様のライフプランに伴走することを業としているファイナンシャルプランナーの私にとって、
たびたび 「人生」 を例に出しながら 「経営」 について語ってくださる ゴーンCEO に、
とっても親しみを感じました。
そしてまた、
企業の経営を人生と同じものとして捉える、
そのスタンスに、大いに共感したのでした・・・、ハイ。

     (たった一時間で、どうやら私は「日産のゴーン」ファンになってしまったかも)
      ・ ・ ・ ・ ・ 今度クルマを買い替えるときは、日産車にしようかしらん (^^;)ゞ

2007年11月18日

税理士さんのお仕事

今年3月に父を亡くして、父が懇意にしていた税理士さんに税務上の処理をお願いしました。
「相続」というテーマについては私も仕事柄、机上の理屈としては一通り学んでおりましたので、
税理士さんいわく、 「相当スムーズに処理させてもらいました」 とおっしゃってくださいました。
今月初めに無事、申告と納税を終えることができました。

私は . . . . 、  少し不服でした。

  私がFPという仕事をしていて、 「スムーズ」 に事が進んで、それはある意味当たり前。
  私たちが 「懇意にしていただいていた税理士さん」 に期待していたのは、
  決して、申告・納税の 「事務処理」 レベルの仕事ではないのです。

「相続」
そこには故人の、残った者たちへの 「思い」 と、
残った者たちの故人への様々な 「思い」 が凝縮されているはずです。
税金が高い安いとか、分割にあたっての技術論の問題などとはまったく異なる世界で、
故人と残った者たちの 「思い」 に耳を傾けて欲しかった・・・。
    父は、残したものをどのように次世代に引き継いで欲しかったのか、
    残った者たちはそれをどのように引き継ごうとしているのか、
それぞれの思いを税理士さんが聞いてくれるときを、私は今か今かと待ち構えていたのです。

多少 「相続」 のセオリーから外れることがあったとしても、思いを少しでも多くかなえるためにはどのようなかたちがベストなのかについて、一専門家としての税理士さんのアドバイスが欲しかったのです。
(だって、税金の計算や申告・納税の仕方くらいだったら、FPの教科書にも出ていますし、FPを仕事としている私が、 「専門家」 としての税理士さんにわざわざ仕事を依頼するのですから)

  結局・・・・、故人の思いをヒアリングするという時も場面も、やってきませんでした。
  税額の計算、申告、納税、税務署の心象、等々についての方法論と具体的な手続きに
  ついての指示(もちろん、それはそれで大切なことではあるのですが)、
  ・・・・・・ それで、おしまいでした。

故人が懇意にしていた、また、実績のある専門家だからこそ、そのような機械的な対処ではなく、 「思い」 に耳を傾けて欲しかったのですが・・・・・・、ね。

2007年11月12日

絵本のプレゼント

会員さんから、Birthday Present をいただいてしまいました。
手創りの絵本で、これはまさに 「世界でたった一つだけ」 の贈り物。
私は 「アイム オンリーワン」 のオオカミですから、一つしかないものをプレゼントされて舞い上がってしまいました。

タイトルは

    「森のファイナンシャルプランナー」

どんなお話か、というと・・・  (^^;)ゞ
事務所に置かせてもらいましたので、みなさん、見に来てくださいねー。


ところで、
「世界でたった一つだけ」 の贈り物は、相手がオオカミでなくとも間違いなく 「サイコー」 の贈り物になるはず。 みなさんもどうですか。
私のように不器用でも、また、お話を作るの苦手でも、上手にあなたを導いてくれますよ。
詳しくは、ライフアップカレッジ・ウーヴル まで、是非どうぞ。

2007年11月08日

「起業」と「経営」

最近読んだ「経済ってそういうことだったのか会議」(日本経済新聞社、佐藤雅彦、竹中平蔵著)に、こんなくだりがありました。(以下、私なりの解釈では・・・)

  「起業」「経営」 では、求められる能力が違うらしい、
  ビル・ゲイツのように、「起業」 した上に、会社が大きくなってからも 「経営」 責任者を務めて
  いる人は、米国ではまれである、
  優れた起業家には、「サービスを提供したい」 とか 「良いものを創りたい」 という
  「熱い思い」 がある。
  優れた経営者は、「アレンジ」 したり 「分析」 したりして、他者との差別化を図ることも重要
  になってくる。
  この 「起業」「経営」 という、性格の違う能力をうまくスイッチできた会社は大きく成長
  している。

ふむふむ、なるほど、そーだよなー、と思ったのです。 同時に、
  自分はどちらかといえば、どっちのタイプかなー?
  今の自分に強く求められている能力はどっちの能力かなー?
などと自問してしまいました。

そしてこれはまた、
  優れた起業家だから経営能力も素晴らしい、とか
  優れた経営者だから起業家としても素晴らしい能力を持っている、
ということではないんだよ、ということですよね。

そういえば、いました。 私も一目置いていた 「優れた起業家」 が。
その 「優れた起業家」 が私に、 「経営者としての正しい在り方を教えちゃろー」 とか言って、その 「起業家」 なりの 「相当大雑把な経営手法」 を押し売りされたことがありました。
「なんだか違うよなー、これって“経営”じゃないよなー」 と、ずっと違和感を感じていましたが、これだったんですよね。

「起業」「経営」 は、違うんですっ

2007年11月01日

11月

今日から11月。
わたくし事で、極めて恐縮なんですが、
11月 は、1年12か月の中で一番好きな月なんです。
理由は単純、私の誕生月だから。
しかも誕生日が 11日 とくりゃあ、誰だって 「11」 という数字が好きになってしまうでしょ。

そんな単純な理由で好きになった11月ですが、
そうすると今度はその季節を好きになってしまって、
     (だから根拠もなしに、春よりも秋の方が好きなんです)
11月 になると、がぜん仕事も張り切ってしまうのです。

ということで、最近は仕事にもターボがかかり始めました。
今月の私は、まさに 「なんでもターボくん」 ですから、たまってる仕事も、躊躇していた人生での課題も、一気に片付けまっす!
・・・・・ のつもりでっす! v(^^)v