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セミナーのテーマ

以前は年に十数回もセミナーを行なっていましたが、最近は、おかげさまでお客様も増えてきて、自主開催のセミナーは年に4〜6回程度。
今年は春先に、情報誌アヴァンティさんとの打合せで、「働く女性のためのマネー講座」というシリーズで年4回を計画しました(Vol1.「かしこいお金の貯め方、ふやし方」は5月に開催しました)。シリーズ第2弾は「あなたに見合った保険、無駄な保険」というタイトルで8月25日(土曜日)に行なうのですが、本当は「保険」をテーマにしたセミナーはあまり気が進みませんでした。

私がセミナーを通して、最終的にみなさんにお伝えしたいことは、
○マネープランの第一歩は、これからの人生を真剣に考えること。保険であれ金融商品であれ、また、マイホームの資金計画でも将来に向けた貯金の仕方でも、これからの人生をどのようにしたいのかというイメージを少しずつでも創り上げていくことが、けっこう問題解決のヒントになる。
○逆にまた、金融商品や保険も、角度を変えて眺めてみることで、人生を考えるきっかけにもなる
○お金はあくまでも、私たちが幸せになるための道具。その道具の使い方を正しく理解して、自分に最も適した使い方を知って欲しい。
というようなことでしょうか。
ですから、保険をテーマにしたセミナーでも決しておかしくはないのですが、いやいや、保険はほかの金融商品よりもずっと人生を考えるきっかけになりやすいのですが、どうも気が進まないのです。

気が進まない理由・・・、私が、保険が苦手だから、ではありませんよ。苦手どころか保険業界に十数年いたのですから、得意中の得意なんです。ではなぜ・・・?。
それは・・・・、
保険会社や保険の外務員さんの「保険の見直し」セミナーがしょっちゅうどこかで行なわれていて、そしてそれらの参加費はたいてい無料で、保険会社や保険の外務員さんにしてみれば保険販売の見込み客探しが目的になっていることが多く、参加者の多くの方もまた、そういう販売者側の動機を心得ていて、結果として「保険」がテーマのセミナー = 「保険販売をビジネスにしている人が行なうもの」というイメージが半ば定着しているように私には感じられるから。
もちろん私の話の内容の7割ぐらいは「保険の見直し」セミナーと同じだとは思いますが、残り3割の話はまったく違う。なのに、セミナーでの私の話を聞かずに、「FPとは言っても保険屋さんなんだ」と言われるのが何だかいやなんです。

・・・「そうは言っても、保険のことで悩んでいる読者がたくさんいるのですから」と情報誌アヴァンティの担当者に促されて、「そうですね、保険も大切なテーマですもんね」ってなことに。
だから、
今度のセミナー、来てくださいねー。
「一味違う」保険の話をしますから。

コメント

強引なアヴァンティですみませんでした(笑)。でも保険のこと知りたいという読者の声があったもので・・・。楽しみにしております!

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